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藍染・・・インディゴブルー

日本代表のサッカー選手が着ているユニフォームの色は、
ジャパンブルーと呼ばれています。
それは藍染の色からきていると、益子の藍染をされている先生の講習会での
お話で聞いた事がありました。
インディゴブルーは、古代エジプトでも使われていたようです。

日本の藍染は通常「蓼藍」(たであい)という植物から染められています。
が、その蓼藍を栽培する農家の人が少なくて、このままでは藍染めが無くなってしまう。
だからこそ、次の担い手を育てなくては・・・と。
随分前に、この先生の工房に見学に行った事がありました。
それはまだ、きものを習う前で、床に開いた穴に瓶があり
黒い液体が入っていて、それがいくつもあって、少しにおいもあって。
こうして藍染は出来るんだなぁ~と思った事を覚えています。

自分がきものを習うようになって、少しずつ日本文化の事を知るようになりました。
それでも、まだまだ知らない事はたくさんありますが・・・。
藍染について覚えた事を書きます。
藍染は、染めの回数に寄って、呼び名が違うそうです。
1回染めが、瓶覗(かめのぞき)
2回~3回染めが、水浅葱(みずあさぎ)
3回~4回染めが、浅葱(あさぎ)
7回から8回染めが納戸(なんど)(藍染のほぼ中間の色)
13回~15回染めが、縹(はなだ)
18回~20回染めが、紺(藍染の色)
20回以上染めたものを、褐色(かちいろ)茄子紺とも言うそうです。
手間隙かけて染められたものなんですね~

きものの勉強をしてから、見学に行くのはまた違った発見があると思うので
機会があったら、また見てみたいと思っています。
by concept-if | 2006-12-12 21:02 | ■日々のこと

群馬県の片隅で器の制作。春と秋の益子陶器市に出店しています。


by コンセプトイフ